容姿や性格、家柄や育ちの良し悪し、学歴や経歴、自分に自信がなくなってしまうことは誰にでもあることです。

しかし、それが自分です。自分を隠して他の物になろうする必要はないのです。

それを教えてくれる禅の言葉があります。自身を持ちたい方、取り戻したい方はぜひ参考にしてみてください。

李花白桃花紅(りかはしろくとうかはくれない)

李(すもも)の花は白く、桃の花は紅である。

それが自然な色で、花々の色が他のものに変わることはありません。しかしそれぞれが特徴を持っており、それぞれが美しい。

この禅語の意味は、何もしなくても、あるがままが美しいという意味です。

人は皆、自分を良く見せようと工夫をします。容姿を良く魅せようと化粧をしたり、おしゃれをしたり。たくましく魅せようと、筋肉をつけたり。お金もちに魅せようと、高価なもので身を包んだり。明るく魅せようと、笑顔を作ったり。優れたものだと魅せようと、思ってもいないようなことを言ったり、嘘をついたり。

どう着飾ろうが、どう良く見せようが、何もなくなればそこにはあなた自身しかないのです。

あなたが魅せようとしているものは、あなたではありません。綺麗な化粧もおしゃれな服も綺麗なのは化粧であり、おしゃれなのは服なのです。それをあなたが身につけているだけ。

高価なものを身につけても、自分を良く思わせる嘘も、高価なのはものですし、良い人なのはあなたがついた嘘のような人。

どれもあなたではありません。

良く魅せる必要はありませんし、他のものになろうとする必要はないのです。

確かに、世の中は外見や育ちで人を判断されがちです。

そのため、周りから良く思われれる人間になろうとする人が溢れています。ですがそれでは周りと一緒。

同じような人が溢れているからこそ、自分自身、ありのままの自分を生きている人は美しく、輝いているのです。

実際に選ばれる人は個性的な人間です。学校や会社での面接でもそれはよくわかります。

大半の人が良く思われるであろう回答、当たり障りのない回答を用意してくるため、皆同じことを言う結果になってしまいます。

本来であれば皆それぞれが個性を持っているにも関わらず、それをださず隠してしまうのです。

自分というものがはっきりとある。だからこそあるがままの人は美しいのです。

あなたは自分のことを良く理解できていますか?自分のことが分からなくなっていませんか?

綺麗な化粧も、おしゃれな服も、高価なものも、嘘の発言も、あなた本来の美しさに合ったものですか?

あなたが本来持っている個性を潰してはいけません。

自分と向き合ってみましょう。李も桃もそれぞれ特徴をもっています。

あなたの中にもきっと個性があるはずです。

自分の中の長所を見つけることができれば、それこそがあなたの魅力です。

あなたの魅力をどんどん周りにみせていきましょう。

これこそがあなたという人間だ!と思われる日が必ずやってくるでしょう。

李花白桃花紅(りかはしろくとうかはくれない)~ありのままが一番美しい~

自分の美しさに自信を持って生きていきましょう。