お釈迦様は、釈迦族という一族の末裔で一国の王子として誕生しました。

何不自由ない生活を送っていたお釈迦様ですが、ある日よぼよぼの老人の姿を見て衝撃を受けることになります。

今まで元気な人しか見たことがなく、弱った人などいないと思っていたからです。

その後次々と病気や死のことを知り、これが一部の人間だけに起こることではなく、自分を含めた万人に起こることなのだということを知ってしまいます。

それからお釈迦様は、苦しみ、いずれ死に果てる運命にある人生に対して、一時の楽しさや幸せを求めることになんの意味があるのかとふさぎ込んでしまいます。

そして29歳の時、生きる事への苦しみ耐えきれず、これを何とか克服するために、地位も家も、妻も、子供も置き去りにして、出家してしまうのです。

この後何年もかけていくつもの苦行を乗り越え、一切の苦しみや煩悩を断ち切り、人生を幸せに過ごすための生き方や世の中の真理を悟り、お釈迦様(ブッタ)が誕生します。

どう生きる事が、人生の幸せに繋がるのか?この疑問を説いたお釈迦様の言葉をいくつかご紹介します。

人が善いことをしたなら繰り返せ。善いことを喜べ。善いことがあつまるのは喜びだ

一度悪いことをすれば、それが癖となり、悪い事から抜け出せなくなる。今まで行ってきた悪事はやがて苦しみとなって自分に返ってくることでしょう。

反対に善いことを行えば、それが癖となり、やがて習慣になる。善いことというのは、されることも、することも、喜びになります。

善いことが起きたことを喜び、善いことが集まることは、大変喜ばしいことなのです。

真実を語れ。怒るな。乞われたときは自分の物がすくなくとも与えよ

些細な嘘をついたり、すぐに怒ってしまったり、自分の物や知識を惜しんだりすることは、何らかの争いを生んでしまう可能性があります。

嘘をつくことなく、正直に話せば、わだかまりはなくなりますし、怒ることがなければ、自分の中に残る苦しみもなくなります。

他者と分かち合うことが、喜びを生み、人生を幸せに生きていく術です。

よく敬礼を守り、常に年長者を尊ぶ者には四つの事柄が増える。寿命と美しさと楽しみと力と

礼儀や敬意を忘れることなく、生きていくことは、自分の心を整え、善い心に導いてくれます。

年長者を軽んじるものは、慢心しており、成長することもなく、人生を終えることでしょう。

礼儀や敬意を大切にし年長者を敬う人には、健康や美しさ、喜びや力をもたらしてくれることでしょう。

お釈迦様の教えから学び幸せにあふれた人生を過ごす

やがて終わりゆく限られた人生をどう過ごすかは自分次第です。

1度きりの人生を苦しみや悲しみに満ちた生活よりも、喜びや楽しさに満ちた幸せな生活の方がいいでしょう。

幸せに生きるためには自分自身を変える必要があります。

お釈迦様の教えから、自分がどうあるべきかを考え、今後の人生を過ごしていきましょう。