全てのことは心に基づき、心を主とし、心から成る
人生を決めるのは全て自分の心だ。というお釈迦様の教えです。
楽しい、嬉しい、寂しい、悲しみ、憎しみ、怒りそれぞれの感情がそれぞれの人生を作りだしています。
全ての出来事は自分の中の思いが先となり、起きるものであり、後から思いがついてくるものではありません。
悲しみにとらわれてしまっていては、これから先の人生も悲しみに満ちたものになってしまい
憎しみに支配されてしまっていては、これから先の人生も憎しみに満ちたものになってしまい
怒りにとらわれてしまっていては、これから先の人生も怒りに満ちたものになってしまいます。
感情そのものがあなた自身を表しており、そのあなた自身が、人生を作りだしています。
あなた自身を変えることができれば、自分の感情をコントロールすることができれば、それから先の人生も変えることができるということです。
人それぞれの「性格」というものも、全て感情から作り出されています。
怒りっぽい人は、怒りに感情が支配されているため、そういった性格になってしまいますが、感情をコントロールして、穏やかな気持ちで過ごすことができれば、その人の性格も穏やかなものに変えていくことができるのです。
自分の心次第で周りに集まる人は変わっていく
悲しみ、憎しみ、怒りに支配された人生は、自分自身を苦しめてしまうことになるので、決して幸福な人生とは言えません。
清く、穏やかで、優しい心を持って過ごすことができれば、周りにも自然と優しくしてくれる人や、穏やかな人が集まってきて、あなたに幸せを感じさせてくれることでしょう。
自分の思いは他人を引きつけます。悲しみに支配された心は、悲しみに満ちた人を、怒りに支配された心は怒りに満ちた人を引きつけがちです。
全てが自分の思いから成るものであると気づくことができたなら、後は何をすべきかは明白です。
自分の心を改めて見つめ直し、自分の思いを変えていく。
もしそれも難しいというのであれば、穏やかな心、優しい心を持った人と関わり、接していきましょう。
人の思いは伝染します。清く優しい心に触れて、その心をわけてもらうことができれば、時間とともにあなたの心にも優しさや穏やかさが宿ってくるはずです。
自分の思いを変えることができれば、人生も変えられる。このことが分かれば、人生を変えることは、意外と簡単なことだという事に気づくかもしれません。
幸せな人生を送るのも、辛く苦しい人生を送るのも、全てはあなたの自由であり、全てはあなた次第で決ります。
自分の思いが、今目の前に広がる世界を作り出しているということを忘れずに生きていきましょう。
そうすれば、幸せな人生はすでに目の前にあったということに気づくことができるはずです。